1F 療養病棟

一病棟は医療を継続的に必要とする人の療養病棟で、42床あります。医学的な管理の下で、注入食などの食事や排泄ケア、痰の吸引、入浴介助の生活支援やリハビリテーションを提供しています。スタッフは、患者様やご家族と信頼関係を築きながら、心のこもったケアの実践に心がけています。
体調の状態を見ながら、週2回の介助浴または清拭を行い、体の清潔を保っています。褥瘡対策チームや栄養サポートチームの介入により、床ずれ予防や栄養管理のチェックをしています。病気の終末期を含め、尊厳ある生活を模索しているところです。

2F 一般病棟

二病棟は一般病床が33床、地域包括ケア病床が18床の計51床です。一般病床とは、救急で入院が必要となった場合や外来から治療目的で入院されたときなど、治療を提供するための病床です。また地域包括ケア病棟とは、急性期の治療が終わり症状は安定してきたものの、家に帰るまで少し入院が必要な場合などで、60日間を限度として利用できます。早期からのリハビリテーション開始もいたします。ご高齢の方が増加しており、色々な病気の管理も必要となりつつあります。

3F 回復期リハビリテーション病棟

三病棟は回復期リハビリテーション病棟として53床があります。回復期リハビリテーションとは、例えば脳卒中の急性期治療が終了したものの、手足の麻痺や言葉が話せないなどに対し、本格的なリハビリテーションを行うための病棟です。脳神経の機能回復を目指したニューロ(神経)リハを集中的に行います。また、骨折後の運動器リハや呼吸障害に対する呼吸器リハも可能です。退院後の生活視点も持ちながら、生活期リハにスムーズな移行ができるよう取り組んでいます。全く動けなかった方でも、トイレ移乗ができ、摂食・嚥下チームの介入で経口摂取が可能になるなど、リハビリスタッフは一人一人に対し熱心に取り組んでいます。

回復期リハビリテーション病棟の対象患者さま

疾患 発症からの期間 入院期間
1. 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症等の発症もしくは手術後の状態 2ヶ月以内 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚椎損傷・頭部外傷を含む多部位外傷 2ヶ月以内 180日
2. 二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 2ヶ月以内 90日
3. 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有する状態、
手術後または発症後
2ヶ月以内 90日
4. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後の状態 1ヶ月以内 60日

回復期リハ病棟のスタッフ(令和3年5月1日現在)

回復期リハビリテーション病棟では短期間で、効果の高いリハビリテーションを提供することが求められています。
医師、リハスタッフを専任(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は一部専従)とし、スタッフが患者様の訓練に集中できる体制をとっています。

病床 53床 看護師 26名
専従医 1名 介護福祉士 9名
理学療法士 20名 看護助手 2名
作業療法士 18名 医療ソーシャルワーカー 2名
言語聴覚士 7名 クラーク 2名

回復期リハビリテーション病棟入院から退院までの流れ

フロアマップ

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