理念

地域に信頼され、愛される病院をめざし、努力します。

基本方針

1.患者様の立場にたって、理解と納得に基づいた医療を行います。
2.安全な医療と快適な療養環境の提供に努めます
3.地域のみなさま及び、関係機関と連携し、救急医療・慢性期医療・リハビリテーションなど、より良い医療サービス提供に努めます。

患者様の権利と義務

医療法人信愛会 日比野病院の職員は、次のような患者様の権利を尊重し、医療を提供いたします。
1.人間としての尊厳を尊重される権利があります。
2.公平な医療を受ける権利があります。
3.納得のいく、十分な説明を受ける権利があります。
4.自分の意思で選択決定する権利があります。
5.プライバシーが保護される権利があります。
6.ご自身の健康に関する情報を正確に医療従事者に伝える義務があります。

沿革

日比野病院は広島市安佐南区の伴という所にあります。昔のこの地域は、大和朝廷と九州大宰府を結ぶ古代山陽道が通り、安芸の伴部(今の伴地区)という交通の要路でした。1979(昭和54)年、武田山山系の一つである火山の麓で、木々を背にした静かな環境の丘陵に当院は開設されました。開設者は日比野弘道医師、県下初の脳神経外科単独の個人病院として120床を配しました。人間味あふれる強力なリーダーシップのもと、意を共にした事務長・脳神経外科医・医療スタッフが結集し、昼夜を分かたず地域住民の命を守り、脳神経外科病院の名は広く知れ渡りました。折しも産業といえば農業であった時代から、広島市郊外のベッドタウンとして、都市化に急速な変貌を遂げる時期でした。交通事故による頭部外傷や脳卒中などの救急要請も多く、1991(平成3)年には当院が救急医療功労者県知事表彰を受賞しました。翌年には脳血管撮影装置やMRIを設置し、一般病床は164床となりました。

1994(平成6)年、病院の経営形態として医療法人信愛会(院長・理事長:日比野弘道)が立ち上がりました。この年、安佐南区で第12回アジア競技大会が開催され、広島新交通1号線(アストラムライン)の開通で広島市中心部へのアクセスが格段に向上しました。また高齢者対策が社会問題となり始め、1997(平成9)年に介護老人保健施設しんあいが法人内に開設しました。

2000(平成12)年には新館が完成(一般病床50床、医療療養病床50床、介護療養病床47床の計147床)し、ケアミックス型病院として歩むことになりました。同年に介護保険法が成立しています。ところが、2003(平成15)年日比野弘道医師が志半ばで逝去されるという事態がおこりました。
病院事業は、新体制(理事長:日比野誠一郎、院長:小林益樹)に急遽引き継がれました。2006(平成18)年には、病床再編にて回復期リハビリテーション病棟を50床、翌年には日本リハビリテーション医学会研修施設の認定を受けました。リハビリテーションに栄養管理を取り入れたNST活動も開始、NST教育施設になりました。女性が働く利便性を考慮し、院内保育施設「日比宅」・院内学童保育施設「日比家」も開設しました。

2010(平成22)年には医療介護センター(訪問看護、居宅介護支援、訪問介護)を開設、2014(平成26)年には病床の一部を地域包括ケア病床に変更するなど、地域密着型病院としての強化を図りました。また、日本脳ドック学会認定施設にもなりました。2016(平成28)年、在宅療養支援病院として在宅医療相談支援窓口を設置し、安佐南区は3病院による相談窓口が誕生しました。現在の病床数は146床(一般38床、地域包括ケア13床、回復期リハ53床、医療療養42床)となっています。2018(平成30)年には、山陽自動車道の沼田PAスマートインターチェンジが当院に隣接して開通、高速道路を介したアクセスも良くなりました。

2019(平成31)年院長が交代(木矢克造)しました。日本脳卒中学会一次脳卒中センターの認定を受け、再度となる救急医療功労者知事表彰もいただきました。2020(令和2)年には日本病院会病院総合医育成プログラムの認定施設になり、内科を総合診療科に変更しました。当院は、地域医療構想からも脳疾患を中心とした地域救急と回復期機能を主とした役割を担っています。高度急性期病院と在宅を結ぶ中継地、また医療から生活(介護)への橋渡しの機能を図り、地域に貢献できる病院を目指しているところです。

昭和54年10月 脳神経外科の単科個人病院開設 (120床)
昭和59年03月 運動療法施設基準
昭和62年06月 リハビリ友の会 発足
昭和63年05月 作業療法施設基準
平成04年04月 基準看護施設基準
平成04年06月 MRI設置
平成04年07月 許可病床 (164床)
平成06年07月 夜間看護勤務加算施設基準
平成07年04月 医療法人 信愛会 認可 ・ 日本脳神経外科学界専門医訓練 C項認定
平成09年12月 老人保健施設 しんあい 開設
平成12年04月 病床増築工事により、一般病棟 164床から一般 50床、療養病棟 97床のケアミックス型病棟に変更
平成14年04月 言語聴覚療法施設基準
平成14年10月 医療安全管理、褥瘡対策 体制確立
平成17年04月 地域連携室、モニター会議、広報誌「ひやま」発刊
平成17年11月 NST稼動施設認定、外来棟改修工事終了
平成18年01月 NST専門療法士認定教育施設に認定
平成18年05月 回復期リハビリテーション病棟開設(49床)
平成18年07月 日本医療機能評価機構の認定病院として認められる(Ver.5.0)
平成19年05月 (社)日本リハビリテーション医学会研修施設に認定
平成21年10月 院内保育施設 日比宅オープン
平成22年05月 日本脳ドック学会認定施設に認定
平成22年10月 医療介護センター開設
平成23年07月 日本医療機能評価機構 Ver.6.0 認定
平成24年04月 高齢者用福祉施設めぞん大塚開設
平成27年04月 院内学童保育施設 日比家オープン
平成28年11月 電子カルテシステム稼動
平成29年12月 改修工事により、回復期リハビリテーション病棟を53床に変更
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